11月に10年固定が終わる前に。住宅ローンと太陽光・蓄電池のローン、3本の返済を1本にまとめた案
この事例は実際のご相談をもとに、氏名・年齢・お住まいの市町村・金融機関名を伏せ、残高や期間を概数にしたものです(毎月の返済額は実際の数値です)。金利は2026年9月時点の各行の提示金利で、実際の条件は仮審査・本審査で確認が必要です。
ご相談前の状況
- 住宅ローン
- 地元のJA
10年固定 0.700%・月60,659円 - 残高
- 約1,700万円
- 固定期間の終了
- 2026年11月
- 他のローン
- 太陽光 月18,595円
蓄電池 月14,800円
- 3本あわせた毎月の返済は 94,054円。住宅ローンの残りは約25年です。
- 10年固定が終わった後の金利を2.075%と想定すると、住宅ローンは約71,387円に上がり、3本合計で 約104,782円 になる見込みでした(固定終了後の金利はJAからの案内で確定します)。
- 太陽光ローンの残りは約140万円(あと約6年)、蓄電池ローンの残りは約210万円(あと約12年)。この2本が終われば、今のままでも毎月の合計は段階的に減ります。
並べて比べた案
| 案 | 金利 | 月々(3本合計) | 期間 | 完済時の年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 地元のJA・今のまま (固定終了後の想定) | 2.075% 想定 | 約104,782円 | 残り約25年 (太陽光・蓄電池は約6年・約12年で終了) | 60代後半 |
| ネット系銀行A・期間そのまま (3本を1本に) | 1.125% 変動 | 82,776円 | 約25年(期間そのまま) | 60代後半 |
| ネット系銀行B・期間そのまま (3本を1本に) | 1.130% 変動 | 82,825円 | 約25年(期間そのまま) | 60代後半 |
| 九州の地方銀行・31年 (約6年 延長) | 1.250% 変動 | 70,393円 | 31年 | 70代前半 |
※ 借入額2,170万円は、住宅ローン残高約1,700万円+太陽光・蓄電池の残り約340万円+諸費用約145万円(銀行手数料・登記費用・当社手数料など)の合計を10万円単位に切り上げた額です。※ 太陽光・蓄電池のローンは、住宅ローンの借り換えにまとめて一括で返す前提です。
お伝えした結論
- 期間を延ばさずにまとめる案(月82,776円)で、固定終了後の見込み約104,782円より約22,000円、今の94,054円より約11,000円下がる計算です。太陽光・蓄電池のローンは先に完済期限が来るため、その分は住宅ローンに乗せ替わる形になります。
- 月々をさらに下げたい場合は31年への延長案(月70,393円)。ただし総返済額は増え、完済時の年齢は70代前半になります。
- 太陽光・蓄電池のローンは約6年・約12年で終わる予定のため、「今のまま」の月々はその後に減ります。まとめる案は、その分を住宅ローンの期間で払い続ける形になるため、この差が完済まで続くわけではありません。
- 5年後に金利が1%上がった場合の月々(ネット系銀行A・期間そのままで約91,049円。5年後の残高・残り期間で再計算)も並べて確認しました。
- 固定終了後のJAの金利は当社の想定値です。実際の案内が届いてから、比較を更新します。
- 年収に対する返済比率は2割台前半(期間そのまま案)。借り換えできるかどうかは審査の結果によります。
この事例から言えること
- 固定期間の終了は、銀行からの案内が届いてからでは選択肢が狭くなります。終了の3か月前には比較を始めることをお勧めしています。
- 太陽光・蓄電池・リフォームのローンは、住宅ローンの借り換えにまとめられる銀行が多くあります。車のローンなどはまとめられる銀行が限られます。
- 「まとめる」と月々が下がる場合が多い一方、短いローンを長い住宅ローンに乗せ替えるため、その部分の利息が増える場合があります。差を承知のうえで選ぶ必要があります。
この事例の資料(約30ページ・PDF)は、LINE登録でそのままお渡ししています。